ARASHI YANAGAWA
ARASHI YANAGAWA SPECIAL INTERVIEW
伝統を生かしながら自分らしさをミックス

―秋の注目のファッションは?

「自分の基本的なスタイルは変わらないですね。あいかわらずテーラードジャケットがメインアイテムで、シーズンによってサイズ感や着丈でのモデルチェンジが入るくらい。コレクションでは、ちょっとワイドな肩幅をしたジャケットに細いパンツを合わせるスタイルを強く打ちだしています。そういうスタイルを街で多く見かける事ができるぐらい影響力があればいいですけどね。着る人の人間としての強さが、シンプルな服ほど必要になってくると思うので、若い人たちはそういうものを着て自分達の感覚をどんどん身につけて欲しいし、大人は自分のスタイルを確立して楽しんで欲しい。シーズンごとのコレクションはあくまで一つの提案。自分らしさを取り入れてそれぞれで楽しんでいただければ嬉しいですね」


―東京というファッションシーンについては?

「東京のカルチャーはミックスのカルチャー。原宿を見ていてもみんなそれぞれ、古着とデザイナーズものを混ぜたりとか自分なりのオシャレを楽しんでいる。それはすごくおもしろいとは思うんですけど、その中に昔から受け継がれてる伝統のあるもの、例えばお父さんのお下がりでもいいんですけど、そういったものを外国の若い人たちみたいに取り入れられると、日本の感覚は世界でも優れた物になるんじゃないかなって思います。洋服の文化が短い分、トレンドのサイクルもどこよりも早いので、伝統を重んじる気持ちが少し弱いのかもしれません。僕が提案したいのは、5年後、6年後も着られる長く愛されるデザイン。早いサイクルで廃れてしまうのではなく、長くワードローブに残っていける洋服を提案し続けていきたいですね」