望月唯
TADASHI MOCHIZUKI SPECIAL INTERVIEW
時計をファッションの中に落としこむバランス感覚

― インディペンデントについてはどんな印象をお持ちでしたか?

「前回のインディペンデントは二村君がやっていたということもあって面白いなと思いながら見ていたんです。街中や雑誌の広告もありましたし。まず、最初にビックリしたことは、このデザインで、これぐらいの価格帯ということ。デザイン的にはスクエアのものが斬新で面白いなと思いました。実はインディペンデントって昔もあったんですよね。ここにきて、シチズンさんがまた面白いことをやり始めたなと感じました」


― イメージビジュアルの製作はどのように進められたのですか?

「時計自体に、コンセプトがしっかりあったので、それに沿ってイメージも膨らませていきました。今シーズンの『スポーツ』というキーワードを軸に組み立てていきつつ、スポーツブランド的な見せ方ではなく、自分なりの味付けを加えていきました。例えばモデルが着用しているフーデッドパーカもスポーツテクスチャーではなくデザイン性のあるものを選ぶことによって面白さを加えたり」

― フォトグラファーに平間至さんを起用した理由は?

「最近一緒に仕事をしているということと、彼自身がスポーツモノが得意だということ、僕の考えを一番理解してくれる人という点で彼にお願いしました。撮影では、時計がカッコよく見えるというのは絶対なんですが、ファッションの中に時計をどう溶け込ませるかということが、一番のポイントでしたね。作りこんだポーズにはなってしまうんだけれど、全体的なバランスの中で時計を際立たせることができないかなということにはこだわりましたね」