熊谷隆志
TAKASHI KUMAGAI SPECIAL INTERVIEW
質感と色味にこだわった
インパクトのあるオレンジカラー

―今回のコラボモデルでは、製作段階で映画の名前が挙がっていたそうですが?

「文字板のカラーを決めるときに浮かんだのは、1972年のミュンヘンオリンピック事件後の出来事を描いたスピルバーグ監督の映画『ミュンヘン』であったり、テリー・ギリアム監督の『トゥエルブモンキーズ』に出てきたようなオレンジカラー。となると、オレンジの反対色である、ターコイズブルーと組み合わせたらどうだろう・・・というように色のチョイスからスタートしました。また、オレンジカラーでも『IN GARAGE』というテーマに呼応して、70年代のイタリア映画の中を走っているようなオレンジの車で、当時の車の塗装のような厚盛でマットな質感を時計に取り入れたら面白いんじゃないかなとイメージが膨らんでいったんです。自分自身でもそういった車が好きで乗っていた時期もありましたし。今回はボックスもオレンジ。この色味にもかなりこだわっています」

―インダイヤルの大きさにもこだわったそうですが?

「アンティークな時計であったり、昔の車のスピードメーターのデザインなどをイメージしました」


―バンド部分は、ナイロンタイプをチョイスされていますが?

「これは、単純に僕が汗っかきなのでナイロンが使いやすいなと思ったんですよね(笑)」